9月17日(日)に第2回目のひこうき雲(子ども食堂)を開催します!
開催前のミーティングを行いました。
今回より、社会人ボランティアさんが1名加わり、ますます地域住民が主体的となった活動になります。
高校生は、文化祭が近いにもかかわらず、ミーティングに参加してくれました。
ミーティングには、地域住民の「元とんかつ屋」のオーナーも急きょ参戦してくださり、今月の実施内容について相談をしました。
今回は、「みんなでサンドイッチをつくろう!」ということで、サンドイッチの話になり…
「サンドイッチと言ったらやっぱりカツサンドが食べたいね!」と話になった時に、とんかつ屋のオーナーが「昔はしょっちゅうとんかつを上げてたよ」と楽しそうに話をされていました。
そのようななか、今回のひこうき雲に参加をしている市内の高校生は、授業の一環で、今、認知症カフェについて勉強をしていることを話をしてくれました。
地域に住む認知症になった高齢者がオレンジカフェに参加できるように、家から出かけたくなるようなことを考えたいと思い、実際に市内で開催されているオレンジカフェに見学に行ったそうでしたが、「元気な高齢者が多かった。自分がもつイメージの認知症の人がいなかった」と。
学びを深めている今の若者(学生)にとっての「認知症の人」ってどんなイメージだったのだろう。
「認知症」という概念や「認知症の人」と出会ったことがない人にとっての「認知症の人」も「高齢者」もきっと本当は同じ存在に見えていたのかなと感じることができました。
実際に、このひこうき雲に参加をされていた方(元とんかつ屋オーナー)は地域の高齢者であり、「認知症」と診断を受けた方だったことをミーティング後に伝えると、「えっ?!そうだったんですか?」と驚いていました。
ごく当たり前に、「生きられる」社会や地域を創るためにも、周囲の人々が理解をし、「人として」関われることが大切であることを改めて感じ、学ばせてもらう時間になりました。
「子ども食堂」を通して、関わる学生、大人、地域の人たち、そして参加する子どもや大人が、少しでも地域で生きる「共生」する社会に触れることができる場所にしたいなって思える、学生と元とんかつ屋オーナーのやりとりに笑いいっぱいのミーティングとなりました。